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日本海のベニズワイガニ。初競りで一匹6万円だとぉ!?

20年以上、雑誌やネットで活動するライター。著書に『旬紀行―「とびきり」を味わうためだけの旅』などがある。

香住観光協会のウェブサイトよりご紹介!

正月に蟹を食べまくったと思ったら、あっという間に今年も9月。9月最初の週末はイベントのスタッフとして長野県の白馬へ行ってきたんだけど、朝晩は10度くらいまで冷え込んで。「いくらなんでもいらないだろ」と思いながら車に突っ込んで持って行ったフリースが大活躍でした。

さらに9月5日には、「秋だなぁ」と、実感するニュースが飛び込んできた。俺の故郷にも近い、兵庫県の香美町(かみちょう)で、ベニズワイガニの初競りが行われたのだ。

朝日新聞の記事。

で、ニュースを読んで驚いた。なんと、最高額は一匹 6万円! だったらしい。

「国産のカニはやっぱり高いねぇ」なんて納得してしまうのは浅はかだ。この『蟹は祭だ!』の記事『日本の蟹様【1】ベニズワイガニ』でもがっつり紹介しているように、高級カニの代名詞ともいえる『松葉ガニ』や『越前ガニ』は、ズワイガニ。この『ベニズワイガニ』は、高級なズワイガニよりも漁期が長く、漁獲量も多いから、本来はお手頃価格で買えるカニ様なのである。

そうなの? という方のために、一昨年帰省した時に、香住の漁協直売所で撮ってきた写真で紹介しておこう。

まず、これが松葉ガニ。


一匹(一枚)が、5000円〜1万2000円。家族の人数分、とか買うにはかなりの経済力と度胸が求められる。

で、同じ日の同じ店に並んでいたベニズワイガニがこれ。

ね。3匹(枚)で2500円。

これなら買える! ということで、俺が子どもの頃、松葉ガニだと思って食べていたのは、ほとんどがこのベニズワイガニだったことに、何年か前ライターとして香住に取材に行った時に気が付いたという切ない事実があったりもする。(苦笑)

とはいえ、初競りでご祝儀相場の値段が付くのはそんなに珍しい話でもない。今年の夕張メロンの初競りでは2玉150万円の値が付いた。高額初競りの王者ともいえる大間のマグロの新春初競り、史上最高値はなんと一匹1億5540万円(平成13年)! 2017年の正月にも7420万円の値が付いた。

例年11月に漁が解禁される松葉ガニだって負けてない。2016年の11月、鳥取県鳥取市の賀露(かろ)港で行われた初競りでは一匹130万円の値が付いてニュースになった。鳥取県中部地震直後ということもあり、復興を祈って勢い余った値段になったようだ。ちなみに、この130万円の松葉ガニは、賀露港に近い『かにっこ館』というプチ水族館の水槽で展示されることになり……。ググってみたら、2017年7月の時点でもまだちゃんとご存命のようです。

水揚げ直後はバツグンに美味かったこと間違いなし。でも、長期間水槽で飼育されちゃって、今食べたら「げげっ」ってくらい不味いことも間違いありません。蟹様としては、美味しく食べられたほうが幸せだったろうになぁ……。

と、話が横道に逸れました。

香住のベニズワイガニも、最近の初競りではそれなりの高値が付くようにはなっていた。とはいえ、昨年(2016年)の初競りで付いた値段は一匹1万3000円。香住漁港のエースはやっぱり松葉ガニだから、値段は控えめだったはずなのである。

それが今年は6万円。

実は、上の市場の写真にあるように、香住漁港ではここに水揚げされるベニズワイガニを『香住ガニ』と名付けて、ブランド化を進めている。旅館や民宿で出すときに、松葉ガニばかりだと宿泊料金が高くなるし、ベニズワイガニを出すと「松葉じゃないの?」とがっかりされる。いやいや、ベニズワイガニだって、水揚げされたばかりの浜茹でモノは、松葉ガニに負けない美味さなのである。

さらに、11月から3月までと漁期も短い松葉ガニに比べて、香住ガニの漁期は9月から5月までと長く、町を元気にする商材としてのポテンシャルは高い。そんなわけで、21世紀になった頃からベニズワイガニを「香住ガニ」と呼んでブランド化を図ってきたのだが、旅館や民宿で「香住ガニプラン」みたいな感じで宣伝すると、松葉ガニと勘違いした客からクレームが……、なんてこともあったと聞く。

それが今年は6万円、なのである。香住の人たちのブランド化の努力が、ようやく実を結び始めたということだろう。喜ばしいこと、だよね。

ま、初競りだけのご祝儀相場で、庶民の味方であることに変わりはないと思うけど。せっかくお手頃価格で食べられるはずのベニズワイガニが、どんどん高くなってしまわないことを、個人的には願いたい。

香住ガニは、どこで食う?

さて、本気のかに通販情報を旨とする『蟹は祭だ!』なので、香住ガニを買うならここ! ってショップを紹介したいところではあるんだけど、日本海のブランド蟹の場合、正直、通販でというのはあまりオススメできない。それは、ベニズワイでも同様だ。

なぜなら、松葉ガニにしろ越前ガニにしろ、まして新鮮さが美味さの決め手ともいえる香住ガニとかは、やっぱり現地に行って食べるのが一番なのだ。

どうしても通販で、という人には、香住漁港が所属する但馬漁協が運営している『とれとれ但馬便』というショップサイトで買うのが、外れを掴まされるリスクは一番低いと思われます。

現地で買うなら、香住漁港にある『遊魚館』という直売施設がオススメ。その理由は 松葉がにシーズン開幕! 香住の『遊魚館』でセコガニをがっつり買ってきたぞぉ。 って記事で紹介してるから、読んでみてください。

そして、現地で食べるなら……。

なごみの香風の宿 「さだ助」

がオススメ。

その理由は、俺が泊まってカニ食べて美味しかったから、です。この宿のことも 『「越前ガニ」と「松葉ガニ」はどっちが高級?』 って記事で紹介してます。

通販でも現地でも、身体を張って得た情報にこだわるのが『蟹は祭だ!』の心意気。ことに関西地方のみなさん、我が故郷、但馬の蟹をごひいきに!

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