羅臼のカニが食べたい!
テレビで北海道の知床半島へ行く旅番組をやっているのを見て、羅臼のカニが食べたくなった。さっそく「羅臼 かに 通販」でググって見つけたのが、「ヨネスケ印のカニ親分」というショップ。
『突撃! 隣の晩ごはん』で知られるヨネスケ師匠が直々にイメージキャラクターとなって応援しているショップのようだ。
ふむ。
ヨネスケ師匠は、俺が大学を卒業して最初に働かせていただいた古舘プロジェクトに所属している。ライターとしての俺のオフィスが四谷三丁目にあった頃には、近くの「へぎそば」屋さんで何度か顔を合わせてご挨拶したこともある。
師匠が応援してるなら、とも思ったが、そんな身びいきだけで安易にカニを買うショップを決めるのは、この『蟹祭!』の信条にそぐわない。
と、いうわけで。
カニ通販ショップの信頼性を検証する『どんなショップか掘ってみた!』。第4弾は『かに親分』のショップサイトを掘ってみます。
カニ通販『かに親分』はどんなショップ?
イチオシはどうやらタラバガニ
左カラムに表示される「商品カテゴリー」の並びを見ると、このショップのイチオシは「タラバガニ」と「本ズワイガニ」のようです。
さらに、ショップサイトのトップページにも、ヨネスケ師匠がこのショップの「羅臼工場」を突撃しているレポート動画がでっかく紹介されています。
この動画は、YouTubeにもアップされていたので、リンクを貼っておきましょう。
おなじみのでっかいしゃもじとか、師匠が来ているはっぴとか。小道具とかもきちんと揃え、かなりしっかりと作り込んだ動画です。
通販ショップだけど、知床の羅臼にちゃんと専用加工場まであるし、トップページの見た目のイメージを裏切ることのない、気合いの入ったショップであることは確かです。
「お買い物ガイド」をチェック!
会社概要などは、上部タブメニューの「お買い物ガイド」にありました。運営しているのは「エバーイノベーションジャパン」という会社。本社は東京の西新橋にあるようです。
つまり、東京の会社がカニ通販ビジネスをするために、知床の羅臼に加工場をもって運営している、ということです。
「なんだ、知床のショップじゃないのか」的な肩すかし感は少しありますが、羅臼の加工場で地元のおばちゃんたちがカニを捌いているのは確かなようだし、本社が東京の会社だからこそ、ヨネスケ師匠と仲良くなれたり、本気の動画スタッフを起用することもできたでしょう。
サイト全体がすっきり整理された印象にまとまっているのも、東京の会社が都市圏のユーザーの気持ちに配慮しながらサイトを製作していることのメリット、ともいえるでしょう。
さらに上部のタブを見ていくと「かに親分食材提供店舗」という記事がありました。
高級そうな料理店から居酒屋まで。いろんな店にカニをはじめとする北海道の食材を卸しているようです。
この『かに親分』のタラバガニは、「ジャパン・フード・セレクション」というフードアナリスト協会ってところがやっている賞で「金賞受賞」がウリになってて、食材提供店舗の中には、自分のお店の紹介のなかで「金賞受賞のタラバガニ!」を使っていることをアピールしてたりもします。
ふむ。
なにはともあれ、飲食店の経営者が選び、自店のサイトで自慢しちゃうくらいの味と、コストパフォーマンスのよさがあるってことですね。
「氷でかさ増ししない」の実力や、いかに!
ヨネスケ師匠がレポートしてる動画で気になったのが、タラバガニを出荷する時、悪質な通販ショップでは、カニの表面に付いた氷の重さを一緒に計ってかさ増ししてるところがあるけど、かに親分は正味の重さで勝負してます! 的なエピソード。
同じ1kgでも、びっしり張り付いた氷まで一緒に重さを計ったら、解凍するとショボショボになってしまう。かに親分はそんなことはしないぜ! ってことですね。
お金かけて作ったPR動画の中でここまで自信満々に言い切ってるんですから、まさか、届いた商品には氷がびっしり、てな期待を裏切ることはないでしょう。
と、いうわけで。かに親分も「合格」です。
まずは、自慢のタラバガニを注文して、レポートしたいと思います。
お楽しみに!