タラバガニ
特長
異尾下目(ヤドカリ下目)タラバガニ科タラバガニ属
英名:Red king crab。
日本海、オホーツク海、ベーリング海、アラスカ沿岸の北極海などに分布。
水深30〜360mほどの海底に生息。
産卵期には浅場に移動する。
大きな個体は甲長250mm、甲幅300mmほどになる。
大物の脚を広げると1メートルほどになることも!
寿命は30年以上ともいわれている。
見た目の脚は左右4本の8本だが、生物学的な分類は「十脚目」。
最後の一対は退化して隠れている、らしい。
(いつか、確認してみます)
魅力!
ボリューム満点で食べ応えがある脚の身!
身の味は割とさっぱりしてて、美味い!
脚の身は、茹でたり蒸したり、焼いても美味い!
雌の内子はおいしいらしい。
※外子はおいしくないらしい。
※かにみそは食用にされていない。
など……
旬!
ほぼ周年流通しているが、脱皮後、殻が固くなる冬が旬。
北海道でも年間を通じて水揚げされているが、厳冬期は漁獲量が減る。
稚内あたりの国産は、流氷明けの春が旬。
ロシア産、アラスカ産などの輸入が多く、輸入ものでも、美味い!
ちなみに、北海道の港に水揚げされても、捕獲したのがロシアであれば「ロシア産」と表示される。
おもな販売形態
以下、それぞれに「姿」と「脚」がある。
通販で取り寄せてたっぷり食べたいなら「茹で」の「脚」がオススメ。
(家庭のコンロや鍋で「姿」を茹でるのは困難。。)
活け=活きたまま。
茹で=茹でたもの。
活け(冷凍)=活きたまま冷凍したもの。輸入品に多い。
茹で(冷凍)=茹でて冷凍したもの。
など……
選ぶポイント
日本近海で獲れた国産は希少。
大きい方が美味い!
甲羅が硬く、持って重いヤツがいい。
メスよりも、オスの方が身の味がいいらしい。
オスはふんどしが三角形、メスのふんどしは丸みがある。
茹でるまで、冷凍するまでの鮮度が大切!
つまり、ショップ選びが大事!!
近似種のアブラガニと間違えないように。
調理法などのアドバイス
to be continued!