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今年のクリスマスはカニで決まり!フランス料理の先生直伝カニレシピでおもてなし

はじめに

街中にイルミネーションがきらめき、世の中が華やいだ雰囲気に包まれるこの季節。今年もいよいよクリスマスや忘年会、新年会などのパーティーシーズン到来です!

「親しい友人や仲間を囲んでのパーティー。毎年チキンやローストビーフを準備するけど、代わり映えしないメニューに飽きてきた……」

あなたが今おもてなし料理で頭を悩ませているなら、今年は「カニづくし」パーティーで決まりです!

カニといえば定番中の定番メニュー「鍋」しか思いつかない人も多いですが、せっかくならパーティーらしく、おしゃれにフランス料理で決めてみるのはいかがでしょうか?

Biensurは、身近な食材を使って本格フレンチを楽しむことができる有名なフランス料理教室です。
お料理があまり得意でない私でも毎回美味しくて見た目も美しいレシピが失敗なく出来上がるのですから、フランス料理初心者さんでも心配要りません。

それでは早速、Biensur遅澤先生直伝のレシピで作ったクリスマスのおもてなし料理をご紹介します。

1.使ったのは調理しやすいこちらのカニ

カニといってもさまざまな商品がありますが、今回私が使ったのはこちらの「生ずわい蟹むき身1kg超」です。初めから殻が取り除かれているので下処理も簡単!身がしっかりしていて崩れにくく、食べ応えも十分です。

クール便で届いた箱を開梱すると、カニの身がぎっしり入った袋が2つ入っています。そのずっしりとした重みに確かな品質を実感できます。

1袋に18~20本の太くて立派なカニの足が入っていました。それが2袋ですから、大人数のパーティーでも十分に満足できる量です。

今回は1袋分を解凍し、簡単にボイルしてから使用しました。
1袋分をボイルしたのがこちら。
これだけでも十分美味しそう!
つまみ食いしたい気持ちを抑えながら早速お料理スタートです。

2. 見た目も美しいカニと野菜のテリーヌ

テリーヌとは、さまざまな具材を四角い形の中に配置した、色鮮やかな料理です。フランス料理店でも前菜としてよく登場しますが、意外と手間をかけずに作ることができます。

【カニと野菜のテリーヌ】

材料(※4〜6人分)
カニ  6〜8本
水   500ml
コンソメキューブ 2個
板ゼラチン 20g
野菜(ブロッコリー・オクラ・インゲン・人参・ベビーコーンなど)適量

こしょう
※ソース
マヨネーズ
バルサミコ酢

 

作り方

  1. 水500mlを沸騰させてコンソメキューブを溶かしコンソメを作る
  2. 板ゼラチンを分量外の水で戻し、こしょうを加えてコンソメに混ぜる
  3. 野菜を塩ゆでし、人参は1センチ角のさいの目に切る
  4. テリーヌの型にラップを敷き、コンソメを少し入れてから野菜とカニを乗せ、コンソメを流すことを繰り返す
  5. ラップでふたをして冷蔵庫で1時間ほど冷やして固める
  6. 適当な幅に切って盛り付ける
    ※ソースを皿に載せる

こちらはテリーヌ型にカニを載せているところです。

もっとも大切なのは、切った断面が美しくなるように具材を配置することです。
断面に表情があるような食材を選び、カットしたときの配色を想像しながら並べるとうまくいきます。

完成したのがこちらです。
テリーヌ初挑戦の私でもこの完成度!

マヨネーズにバルサミコ酢を混ぜただけのソースがこんなに美味しいとは……他の料理にも使えそうです。

3.カニのグラティネ ブルターニュ風

グラティネとはフランス語で「焼き色をつけて調理すること」で、日本ではグラタンと呼ばれることが多いです。

今回は、先生に教わった初級編レシピ「ホタテのグラティネ ブルターニュ風」の材料のうち、ホタテをカニに変更して応用しました。

ブルターニュ風とは、フランス南西部ブルターニュ地方の郷土料理としてよく扱われる魚介類やそば粉を使った調理法を指しています。
このレシピでは、そば粉の代わりに家庭によくあるパン粉を使用するので、初心者さんでも気負いなく料理を楽しむことができます。

【カニのグラティネ ブルターニュ風】

材料(※6〜8人分)
カニ       8〜10本
タマネギ      1個(薄切り)
エシャロット   2〜3個(薄切り)
ブロッコリー   1/2個(ゆでておく)
カリフラワー   1/2個(ゆでておく)
白ワイン     200g
牛乳        75g
バター       40g
パン粉       45g
パン粉(表面用)   適量
塩          適量
こしょう       適量
オリーブオイル    適量

こちらも作り方はとても簡単です。
まず、タマネギ、エシャロットを炒めて白ワイン、牛乳、パン粉を投入。火を止めてからカニを混ぜます。

あらかじめ下ゆでしたブロッコリー、カリフラワーを敷いたグラタン皿に炒めた材料を載せて、最後にオリーブオイルを混ぜたパン粉でふたをして、オーブンで焼いたら出来上がりです。
カニのグラティネ完成
どちらかというとパン粉焼きのイメージですが、お子さま向けパーティーならホワイトソースとチーズをたっぷり使ったマカロニグラタンにしても喜ばれます。

4.カニのニース風サラダ

ニース風サラダは、ニース料理をイメージした一品です。ニース料理は隣接するフランスのプロヴァンス料理やイタリア料理の影響を受けていて、オリーブオイルやアンチョビーなどを使用したレシピが多いことでも知られています。

Biensur遅澤先生に尋ねたところ、「カニを入れても美味しいよ!」とお墨付きを頂いたので、こちらも初級レシピ「ニース風サラダ」にカニを取り入れて作りました。

【カニのニース風サラダ】

材料(※4〜6人分)
カニ       5〜6本
ベビーリーフ   3パック
トマト      4個
オリーブ     15粒
玉ねぎ      半分
パプリカ     半分
アンチョビー   5〜7フィレ
※ドレッシング
レモン      1個
オリーブオイル

こしょう

カニのニース風サラダ

主役はもちろんカニですが、アンチョビーの塩味が大きなアクセントとなっています。
簡単だけど華やかでおしゃれ、しかもボリュームもあって食べ応えも抜群です。

こちらは一般的なサラダを作る時と同じ要領で調理しましたが、クラシルの分かりやすい動画レシピも参考になります。

5.カニと相性ぴったりのワインで乾杯!

ご存じの通り、パーティーにはワインがよく似合います。せっかく美味しい料理が並んでも、ドリンクが決まらなくてはテーブルも未完成の状態で、何だか締まりがありません。

カニと相性の良いワインって何だと思いますか?

かつてソムリエとしてワインを注いでいた時代もある私がおすすめするのは、やっぱり白ワインです。
白ワイン
白ワインのあっさりとした味わいは、カニをはじめとする魚介類のうま味を上手に引き立ててくれます。

中でも、シャルドネ種の白ワインはカニに良く合います。爽やかな果実香や適度な酸味・豊かなミネラル感は、カニ本来の味わいをより一層深いものにしてくれます。

そのほか、軽やかな味わいのミュスカデ、ハーブや柑橘系の香りが特徴のソーヴィニヨン・ブランも良いでしょう。

反対にカニの繊細な味わいを楽しみたいなら、甘口ワインは控えた方が無難です。

当然のことながらシャンパンとの組み合わせも申し分ありません。パーティーの始まりにまずはシャンパンで乾杯し、料理を楽しみながら白ワインへと移行するのも素敵ですね。

終わりに

パーティー料理のレシピは世の中に数多くありますが、冬の味覚の王様として一目置かれる「カニ」を主役にしたおもてなしは目新しく、お招きした人たちの印象に強く残ります。

中でもフランス料理でもてなすカニづくしパーティーは、一味違った目新しいスタイルとしてお招きする人たちをあっと驚かせ、極上の味わいとともに深く心に刻まれることでしょう。

今年のクリスマスは気のおけない仲間たちと一緒に、贅沢なカニ料理に舌鼓を打ちながら笑顔あふれる時間をお過ごしください。今回使用したおすすめカニのご注文はこちらからどうぞ↓


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