大好物のズワイガニは浜茹でをシンプルに食らう
2020-2021 シーズン、実食確認済みのおすすめ蟹様第三弾。その名も『かにまみれ』というショップの『本ずわい蟹/浜茹で姿(2杯セット)』です。
何を隠そう、日本屈指のブランドずわいがにとして知られる松葉ガニの特産地で生まれ育った私は、ズワイガニが大好物。もちろん、松葉ガニや越前ガニといったブランドズワイガニをふんだんに食べられれば幸せだけど、1杯(活けなら1匹)が数万円しても当たり前のブランド蟹様はおいそれと食べられません。
今回のおすすめは「カナダ/ロシア産」で「ボイル急速冷凍」の品ですが、かにまみれの冷凍本ズワイガニは今までにも何度か実食して外れはナシ。冷蔵庫で1日解凍すれば、そのままダイナミックに食らうことができる手軽さも魅力です。
実録「かにみそもたっぷりでした」レポート
実録&実食レポートをお伝えします。
11月6日、自宅1階のオフィスにクール宅急便で到着。スッキリした梱包です。
箱を開けると、真心込めたリーフレットと保冷梱包。
さらに1杯ずつ丁寧にプチプチに包まれたズワイガニが2杯登場。
まずは冷凍のまま、1杯ずつ計量です。凍り付いたままで無理に輪ゴムを外して万が一脚が取れると悲しいので、発泡スチロールのトレーごと計ります。
結果、940gとジャスト1kg。注文した商品説明では【大800g前後サイズ】だったので、この時点では楽々クリア。『本ずわい蟹/浜茹で姿』はかにまみれでも人気の定番アイテムのようですが、1杯あたりの重さなどは、仕入れ状況によって変わるので、購入時に確認してくださいね。
解凍しただけで食卓へ!
冷蔵庫で1日じっくり解凍し。再び、解凍後の計量です。
ちょうど800gくらい、と。
840gくらい。文句なしです。
そのままお皿に載せて食卓へ。
まあ、厳密に美味を追求するのであれば、蟹祭の友である永江一石さんが『あなたは毛ガニの本当の旨さを知らない!? 何倍も旨くなる調理法とは』で提言しているように、鍋で野菜とともに蒸して「熱々の浜茹でに戻す」のがベストですけど、冷たいままでも十分美味い。というか、手間いらずで食べやすいので、私の場合は「冷たいまま食べちゃう派」です。
素手で豪快に引きちぎってもいいのですが、上品にカニバサミを使います。
身を取り出すのに、細かくカニバサミを使う必要はなく、節の真ん中あたりに力を込めてポキッと折れば、ぷりぷりの脚の身が露わになります。もちろん、ジューシーで美味しい蟹でした。
これが、身がスカスカの外れ蟹だと、せっかくの身が引きちぎれたりしてうまくいきません。
細い脚の身も、余すところなく食べ尽くします。
はさみの脚は、殻が固くて分厚いのでかにばさみを使って切れ目を入れて。
他の脚より歯ごたえのある身を噛みしめます。
脚の身を食べたら、胴体を解体。ガニはさほど変色しておらずフレッシュ。蟹味噌もたっぷり入っています。
胴体中央の蟹味噌を甲羅に集めつつ、左右に解体。脚の付け根に当たる身の詰まった部分は、一節ごとさらに解体しながら食べ尽くします。
甲羅に集めたかにみそを小さじでちびちびいただきながら、焼酎の晩酌をじんわり楽しみました。
今シーズンも美味しかった、かにまみれの『本ずわい蟹/浜茹で姿(2杯セット)』。
もちろん、今年も合格です!