※ 平成30年北海道胆振東部地震で被災された北海道のみなさまに、心からお見舞い申し上げます。
活ガニを茹でる!
毛ガニの場合【予習編】
活毛ガニとは、もちろん生きたままの毛ガニのこと。
茹でたものや冷凍に比べて、鮮度がいい のは当たり前。
ただし、海から獲れて長期間生け簀に置かれていたりすると「あれ?」ってこともあり得るので、信頼できるショップを選んで買うのがポイント、ですね。
また、ショップから発送する時点で生きてても、配送途中でご臨終、ってのもありがちな話。「活」を注文したのに絶命してるじゃないかって時に、ショップがどう対応してくれるのか。事前に確認しておきましょう。
活毛ガニを取り寄せて、自宅で茹でれば文句なしの「茹でたて毛がに」のできあがり。
ほくほくのおいしさを楽しもう!
というわけで、実際に活毛ガニを取り寄せる前に、上手なゆで方を調べてみることにした。
魚とかも含めて、料理の下ごしらえ的なことを学ぶには、まず YouTube を調べてみるのがオススメです。
活毛ガニをゆでる! YouTube 参考動画
●活カニ(ケガニ)のゆでかた
釧路市水産業対策協議会「くしろの魚のさばきかた」シリーズ。
●浜ゆで毛蟹
漁師らしきおじさんが実演。
活毛ガニのゆで方:まとめ
動画の内容を参考に、活毛ガニにゆで方をまとめておきましょう。
活毛ガニを取り寄せた場合、良心的なショップであれば「ゆで(茹で)方」や「さばき(捌き)方」などの説明書を同梱してくれていることも多いはず。
この記事と合わせて参考にして、おいしい毛がにを食べてください。
準備するもの
軍手や厚手のゴム手袋
大きめの鍋
たっぷりの塩
Let’s boiled!
(1)水道水でさっと汚れを落とす。
(2)茹でる毛がにを丸ごと水に浸せる大きさの鍋に湯を沸かす。
(3)お湯が沸騰したら、1リットルあたり30〜40g程度(海水より少し塩辛いくらいが目安)の塩を入れる。
この塩加減が、実は茹でカニの味を左右する大きなポイントになります。濃すぎて失敗するよりは、薄いくらいの方が毛がに本来の味は損なわずにすむので、まずは「薄め」がオススメです。
(4)沸騰したお湯に、甲羅を下にして毛ガニを投入。
脚とか腹が浮き上がってしまうようなら落としぶたをするといい。
<茹で時間の目安>
300g~500g前後:再沸騰してから15分
600g~700g前後:再沸騰してから18分
800g~1kg前後:再沸騰してから20分
(5)茹で上がったら、水で締めて汚れを落とす。
あとは捌いて、召し上がれ!
活毛ガニの脚は縛らなくて大丈夫?
生きたままの蟹をゆでると、危険を察知した蟹が自ら脚をバラバラに切り離してしまうという話を聞いたことがあります。
活毛ガニも、当然脚は縛った方がいいんだろうな、と思ったら、どちらの動画もそんなことはお構いなしにゆでてますね。
どうなんだろ?
実際に自腹で取り寄せて食べてみる『蟹様実食センター』で試してみます。
茹でてみた!
体当たりレポートはこちら。
『活きたまま毛ガニを茹でると脚がバラバラになる、は本当か?』