1. 受取予定の前々日
2. 届いた! 厳重に温度管理された毛ガニ
3. 調理と実食その1〜浜ゆで急速冷凍毛ガニ〜
4. 調理と実食その2〜活き毛ガニ〜
5. 調理と実食その3〜amazonで手に入れた安い毛ガニ〜
6. 最後のお楽しみは
7. まとめ
前回、寄本さんのお知恵もお借りしながら、10月に食べられる釧路の毛ガニを調達しようとしたところまでお伝えしました。
今回は蟹ビギナーの調理と実食のレポートです。
1.受取予定の前々日
お、北釧水産からのメールだ。現地からは発送されたみたいだよ。
あら、それは楽しみね。明後日の朝に東京に届けるには、今日の午後発送なのね。
2.届いた! 厳重に温度管理された毛ガニ
ママ、届いたよ!ほら、発泡スチロールでしっかり温度管理されているね
今回は何を頼んだの?
北釧水産の毛ガニで、浜ゆでの急速冷凍した毛ガニと、活き毛ガニだよ。
え、活きているの? そんなの私はさばけないからよろしくね。
う、うん、、蟹ビギナーだけど頑張るよ。夕食の蟹パーティまでは時間があるから、茹でて急速冷凍した毛ガニは解凍しておこう。
まずは開けてみよう。
さばき方のレシピが入っているのね。ふむふむ、冷蔵庫で数時間置いておくのがよさそうね。
そうだね、冷蔵庫に入れておこう。あれ、ハサミまでついている。今回のために別に準備したんだけど、まさか蟹と一緒に届くなんて。
3.調理と実食その1〜 浜ゆで急速冷凍毛ガニ〜
よし、調理を始めるぞ、まずは浜ゆで急速冷凍の毛ガニからだ。
活き毛ガニは?
ちょっと勇気がないから、まずは浜ゆでの方からにしよう。冷たいけど解凍が進んだみたいだね。味噌とかが流れたりしていなくて一安心だ。
パパ、よろしく!
よし、ハサミで脚をさばくところから始めよう。「カニ さばき方」検索して出てきたyoutubeの動画で予習した通りだな。なんとなくわかるぞ。
~~15分経過~~
どうだ、さばけたぞ。
スゴイ、蟹ビギナーなのに。あれ、浜ゆで急速冷凍の毛ガニはもう1杯あるの。
こっちは、蟹総裁の永江さんがオススメする食べ方(永江さん蒸し)で食べてみよう。
「あなたは毛ガニの本当の旨さを知らない!?何倍も旨くなる調理法とは」
うん。蒸した蟹の方が温かくて美味しいわ。味が濃い。でも、解凍した毛ガニも美味しいわ!どっちもすごく身が詰まっているし、現地で食べている感じがする。
そうだね、浜ゆでしたのを急速冷凍しているはずだから、新鮮なんだね。これは美味しいね。
脚の根元の身がたくさん詰まっているところは、本当においしいね。
4.調理と実食その2〜 活き毛ガニ〜
よし、次は活き毛ガニに取りかかろう。
まずは、おが屑から取り出して。おぉ、まだまだ活きている。これから美味しく頂かせてもらうよ。
おが屑がついたままでは食べられないわね。
水で洗い流そう。あれれ、やっぱり海水じゃないからかな、動きが鈍くなってきた。よし、これからさばき始めるよ。
解体手順はゆでたものと同じね。
憧れの蟹刺しのために頑張るぞ。まずは脚を取り外して、殻から身を外して。あれれ、なんか身が小さい感じがするけど大丈夫かなぁ。
もともと毛ガニはタラバガニのように脚が大きくないからかしら。
~~15分経過~~
よし、解体が完了したぞ。
蟹ビギナーなのによくできていると思うわ。蟹刺し用の脚の身の部分は小さい気がするけど。
脚は蟹刺しにするために氷水に付けると花開くんだって。やってみるよ。
あ、すごい、本当に花開いた!
味見をしてみて。
わさびと醤油につけて、と。うん、スゴイ。本当に蟹刺しだ。お店で食べているみたい。
5.調理と実食その3〜amazonで手に入れた安い毛ガニ〜
実は比較のために、北釧水産の3分の1の値段の冷凍毛ガニも頼んでいたんだ。
あ、この箱ね。こっちは段ボールなのね。
あら、随分と手際が良くなったわね。さすがに何杯も解体しているから、蟹ビギナーも卒業ね。
うん、慣れてきたよ。解体した感じは、北釧水産の毛ガニとあまり変わらないかな。
じゃ、こっちも味見をさせて。うーん、身は詰まっているけど少し生臭い感じがする。
そうだね。冷凍して時間が経っているのかな?解体している途中も、なんか新鮮な感じはしなかったんだよね。
この蟹も、それなりに美味しい。でも、北釧水産の蟹とは明らかに味の違いがあるね。
6.最後のお楽しみは
はいはい。そっちは私がつくりますよ。
~10分後~
はい、できましたよ。
蟹の出汁が効いていて本当に美味しい! 少し残しておいた身を入れたから贅沢だね。いやぁ、今回は本当に美味しく頂くことができたね。
7.まとめ
蟹ビギナーが、産直の毛ガニを手配して調理・実食してみました。まとめとしては、こんな感じです。
・とれたてを浜ゆで急速冷凍したり、活きたまま配送する産直カニは美味しい。・調理経験がなくても、レシピ通りにさばくことで美味しく食べられる。
・活き毛ガニの蟹刺しは本当に美味しい。
・ゆでた毛ガニも現地で食べている気分になれるくらい美味しい。
・産直の蟹は温度管理がきちんとしているようだ。
・安い蟹は安いなりの理由があるみたいで、産直の蟹と比べると明らかな違いがある。
ここぞという時に北釧水産をはじめとした産地直送の蟹は間違いなく美味しいことがわかりました。
いよいよ蟹シーズン本番です。全国の蟹ビギナーの方も、このブログを参考に、臆することなく楽しんでみてください。