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緊急実食速報『かに本舗』で『活松葉ガニ』を買えるようになりました!

『蟹は祭だ!』のオススメかに通販ショップである『匠本舗/かに本舗』が、今シーズンから「活松葉ガニ」をラインアップしています。これはちょっと見逃せません。早速取り寄せて実食してみました。季節限定の緊急速報でお伝えします!

後悔知らずのショップから届く『松葉ガニ』に期待!

『「越前ガニ」と「松葉ガニ」はどっちが高級?』『通販でうまいカニ図鑑:ズワイガニ(♂)』など、この『蟹は祭だ!』では冬が旬のブランドずわいがにについての情報もたんまりと紹介しています。

でも、松葉がにや越前がにといった高級ブランド蟹様は「通販で買うならここで買え!」とオススメできるショップがなかなかありませんでした。その理由は『越前がに&松葉がに。高級ブランド蟹様を「どうしても通販で買いたい」人にオススメのショップ』という記事で紹介していますが、端的にまとめると……。

●良質なブランドずわいがにはあまりに高価
●安定して買える通販ショップがなかなかない

っていうのがその理由でした。

「安定して買えるショップがない」というのは、「いいな」という通販ショップを見つけても、注文しようと思うと品切れだったり、翌年、ブックマークをたどるとネット通販を止めてしまっていたり、ということが多いんですよね。

ところが、今シーズンの実食確認をしている11月ごろ、安定感抜群で、今シーズンも文句なしのオススメかに通販ショップである『匠本舗/かに本舗』に、なんと、「活松葉ガニ」がラインアップされたことに気が付きました。


【境港厳選】活松葉ガニ

1杯700g前後(650~750g)で、値段は12,800円 (税込 ※12/15現在)です。これは、なかなかお値打ちです。

たとえば、『高級ブランド蟹様を「どうしても通販で買いたい」人にオススメのショップ』で紹介している福井・三国漁港の『たけ庄』で同サイズの越前ガニは2万円弱。僕が今シーズンのせこガニはここで買おうかなと思っている鳥取の『さかなや新鮮組』というショップでも15,8oo円しています。これは、このショップの値付けが高いわけではありません。松葉ガニや越前ガニは、産地で買っても高いんですよね。

では、なぜ『匠本舗/かに本舗』の松葉ガニはお値打ちなのか。取材したわけではないので推察ですが、「境港水揚げ」というあたりに秘訣がありそうです。

境港は山陰最大の松葉ガニ水揚げ港

鳥取県と島根県の県境近くに位置する境港は、山陰地方で最大の漁港で、松葉ガニの水揚げ量も最大です。漁期限定で、海が荒れると出漁できないこともある松葉ガニ漁ですが、大きな漁船&多くの水揚げがあるからこそ、通販にも安定して良質な松葉ガニを供給する自信がある、のだと思います。

『匠本舗/かに本舗』が責任をもって買い付ける

とはいえ、松葉ガニは引く手あまた。無理に通販で発送しなくても、どんどん売れていく蟹様です。浜値も高価なので、生半可な通販業者であれば、リスクを負って仕入れることはできません。でも、そこはさすがの『匠本舗/かに本舗』さん。絶対に売る自信があるからこそ、境港の漁師さん(漁業会社)にも納得の条件を提示して、一定量を必ず仕入れる約束をしてくれている、のだと思います。

島根県産になることもある

あと、商品詳細の説明を見ると、この『【境港厳選】活松葉ガニ』には「赤タグ」と「青タグ」があり、「赤タグ」は鳥取県産の底引き網漁で獲った松葉ガニ、「青タグ」は島根県産のかご漁で獲った松葉ガニであり、注文時にタグの色は選べないことが明記されています。

実は、島根県産かご漁のズワイを「松葉がに」と呼ぶのはちょっと微妙なところがあり、京都、兵庫、鳥取に比べて島根県は松葉ガニの名物度がやや低い。そんなこんなの合わせ技で、『匠本舗/かに本舗』は「活松葉ガニ」を商品ラインアップに加えることができた、のだと思います。

なにはともあれ、ありがたい! 『匠本舗/かに本舗』の企業努力に感謝しつつ、さっそく注文してみました。

活松葉ガニ。届いてから食らい尽くすまでの実録記

届きました!

シンプルな梱包の箱には「ナマモノ」のステッカー。届いたカニはまだ活きている可能性もあるので、わくわくします。

フタを開けると、茹で方説明などのリーフレットが入ってました。活松葉ガニの茹で方については『活ガニを茹でる! ズワイガニの場合』という予習記事をこのサイトにもアップしています。

ズワイガニ様とご対面。残念ながら息絶えてました。丁寧に梱包してあったのですが。

以前、北釧水産で活毛ガニを注文した時には、おがくずに包まれて活きたまま届いたことがあります。今回、カニを直接包んでいたのはウレタンフォームのシート。これがおがくずだったら生存率が上がるのかどうか。機会があったら調べてみたいところです。

とはいえ、そこは信頼の匠本舗。ウレタンシートの下にはぎっちりと丁寧に氷が敷き詰めてありました。

念のため、計量タイム。約725gでした。商品スペックは「1杯700g前後(650~750g)」なので、文句なしに合格です。冷凍の場合、氷の膜が解け落ちた解凍後には数十グラム軽くなってしまうのですが、もちろんそんな心配もありません。あとは、このままいただくのみ。

ちょっと残念なポイントをチェックしておくと、腹の肉付きがやや痩せ気味かな、という点と、右の小指が欠けていたこと。

ブランドずわいがにの世界では、脚が掛けると値打ちが下がります。とはいえ、小指は身が細いこともあり、小指の片方が欠けている程度であれば、むしろ「美味しいカニがお値打ちに買える」と考えるべきなので、そんなに気にすることではないのですが。

『匠本舗/かに本舗』に限ってそんなことはないと思いますが、もし、太い脚が欠けている松葉ガニが届いたら、クレームを入れていいレベルだと思います。

タグは、赤タグでした。鳥取産です。

今回は、焼きガニで楽しむことにします。ということで、解体作業。まず、脚を切り落とします。

甲羅を開けて、肩の身と甲羅=カニ味噌に分けます。

ガニなどは、この段階で切り落としておきます。

脚の身、棒肉部分の殻は、食べやすいようにあらかじめ色の濃い方を包丁で削ぎ落としておきます。

盛り付け完了。いただきます!

盛り付けが完了しました。仕込みの所要時間は約20分。脚の殻の削ぎ落としに慣れれば、もっとスムーズに準備できるようになると思います。ま、そこは素人料理なので。。

実際に食べたことがない方にはなかなか伝わらないと思いますが、火が通る前の、このフワフワ、にょろにょろとしたカニ味噌の風合いがたまりません。活松葉ガニの醍醐味といってもいいでしょう。

松葉ガニの産地近くに生まれ育った私ですが、実は、この活カニ味噌の醍醐味は大人になるまで知りませんでした。

実家でも鍋にする時は「活」を使っていたと記憶していますが、丸ごと姿を買うのは高価過ぎるからでしょう。鍋用にパッケージされた脚だけのヤツを買っていたのだと思います。いや、もっと言うと、幼少期から食べていたのが本当に「松葉ガニ」だったのか、オヤジが逝って、おふくろが要介護となってしまった今では確かめる術もありません。

とにかく、美味いんですよぉ、これが!

ホットプレートで焼きガニは、うまくいくのか?

理想としては、炭火の網焼きでいただきたい焼きガニですが、我が家は高気密高断熱のオール電化住宅。迂闊にダイニングで炭火料理なんかやると、夫婦揃って一酸化炭素中毒になりかねません。

次善の策で、愛用のタイガー製ホットプレートでのブランド活松葉の焼きガニにチャレンジしてみます。

台無しになったらどうしよう、と、やや不安を抱えながら、おごそかにスイッチをオンにして加熱を始めます。

おおおお、いい感じに焼けてきました。

食べてみます。

茹でたカニの身は、ぷるんと丸ごと取り出せますが、生からの焼きガニの場合、こんな感じで「フサフサ」になります。

茹でガニとはまた風味が異なるけど、なにはともあれ、美味いっ!

ホットプレートで、こんなに簡単に、最高級かに料理が楽しめるとは。

10分ほどで、カニ味噌もいい感じでクツクツしてきました。でも、まだ食べるには早すぎます。

この夜の食卓、うっかりカニしか用意しなかったのですが、松葉ガニだけを食べ続けるのはちょっともったいない。急遽、ガーリックトーストを作りました。

カニ味噌もいい感じに仕上がりました。

まずは、パテ風にカニ味噌をトーストに載せていただきました。

言うまでもなく、抜群に美味しいです!

さらに、カニ味噌&脚の身載せ!

同じ言葉の繰り返しで申し訳ない。美味いです!!

甲羅に残ったカニ味噌を、パンですくい取っていただきます。

良質な活松葉ガニは、焼くだけで高級フレンチ級の楽しみ方ができるとご理解ください。w

最後は甲羅酒もいただきました。

でも、日本酒のストックが無く、最近毎晩飲んでる「芋焼酎でいいや」と、ストレートで投入したんですけど、これは正直失敗でした。甲羅酒は、やっぱり大吟醸の日本酒がオススメです。

甲羅酒の失敗はこれで二回目。最高の甲羅酒を楽しみたい人は、ぜひこちらの記事を参考にしてください。

【参考記事】
『究極の毛がに甲羅酒! 獺祭&湊屋藤助で飲み比べをしてみて、わかったこと。』

この記事にも書いてますけど、私のオススメは風味が香ばしい新潟の大吟醸、湊屋藤助です。

季節限定、最高のブランドずわいがにをお手軽に楽しみましょう!

今シーズン、晴れやかにデビューした『匠本舗/かに本舗』の【境港厳選】活松葉ガニ、期待を裏切られることなく、大満足の宴を楽しむことができました。

松葉ガニや越前ガニ、日本海ブランドズワイガニの漁期は、例年11月6日〜3月20日と定められています。当然、3月下旬以降に買おうと思っても、無理な相談。この季節ならではの旬ど真ん中の味覚でもあるんですよね。

正月休みに楽しもうと思うなら、遅くともクリスマスの数日前までには注文するべき。

みなさんも、美味しい松葉ガニをお楽しみ下さいまし。

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