台風&豪雨に続いて、大地震とは……
2018年9月6日、午前3時過ぎ、北海道の胆振(いぶり)地方を震源とする大地震が発生しました。
胆振地方というのは、北海道の南東部太平洋沿岸、室蘭市、苫小牧市などを中心としたエリアです。震源に近く大きな被害が出た厚真町(苫小牧市の東隣)にある、苫東厚真火力発電所が地震で停止したことなどが原因で、地震直後から北海道全域、約295万戸の停電が起きました。
今、7日の20時現在、北海道電力のフェースブックページ(公式ウェブサイトがアクセス集中でFacebookへの案内が表示されていた)によると、約155万6000戸は停電が解消したとのこと。
電力関係者のみなさまには、一刻も早い復旧に向けてがんばっていただくことを祈るしかありません。
天災地変、相次ぐ台風や豪雨被害のニュースに重ねて、またまた多くの人命が奪われる大地震。災害大国ニッポンの宿命なのかもしれませんが、天を恨む思いです。
被災地のみなさまには、蟹は祭だ! として、心からお見舞いを申し上げます。
真冬だったらどうなっていたのか……
それにしても、北海道全域の大停電。これが12月〜2月とかの真冬だったら、さらに深刻な事態になっていたことでしょう。石油を燃料にするストーブやファンヒーターも、ほとんどは電気がないと使えません。
さらに、私たちが愛するカニ通販ショップにとっては、今の時期であっても停電が死活問題であろうことは間違いありません。
入荷したカニを活かしておく生け簀には電気で酸素(空気)を送っているでしょうし、冷凍庫にもカニがいっぱい詰まっているはず。
心配です。
おすすめショップのウェブサイトを確認してみました。
北釧水産
抜群の毛ガニを送ってくれる釧路の北釧水産。トップページに深刻なお知らせがアップされていました。
停電に加え、インターネット回線や電話回線も断続的に利用できない状態で、ほぼ営業停止状態になっているようです。
きっと、この告知をアップするのも、大変な作業だったろうと推察します。
かにまみれ
札幌の「かにまみれ」も、業務停止状態です。
札幌市内では死亡者などの人的被害は今のところ報道されていませんが、200万人近くが暮らす大都市です。今後も余震などで大きな被害が発生しないことを祈ります。
北海道海鮮工房
「北海道海鮮工房」も、本社の拠点は東京ですが、商品は北海道から発送しているので、配送が遅れるなどの影響が出るというお知らせがトップページに掲出されていました。
函館の『カニの浜海道』、大阪に拠点を置く『匠本舗(カニ本舗)』のウェブサイトには、とくにお知らせはありませんでした。
でも、揺れと停電で大きな被害が出ているだろうと思います。
本当は、電話取材して確認したいところなのですが、今はまだそんな電話をしている場合ではないと思うので、やめておきます。
電気が復旧次第、今年も実食して応援します!
大災害が起きる度に、自分が駆け付けることもなかなかできず、無力感に苛まれます。
微力ではありますが、私たちにできるのは、今年も、いつも以上にカニ通販ショップのカニを食べ、復興を応援することです。
北海道電力によると、電力の復旧までには1週間程度かかる見込みとのこと。まだ苦難は続きますが、北海道のみなさん、健康を崩すようなことのないよう、なんとか頑張ってください。
電力が復旧して、ショップのウェブサイトで営業再開を確認できたら、今年も、おすすめショップのカニ実食レポートを始めて、今まで以上に、北海道のカニを食べまくりたいと思います!